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February,2026
2026.1.30
ブラックフォーマルと喪服の違いは?見た目の特徴や着用マナー・おすすめを解説

ブラックフォーマルと喪服はよく似た装いですが、実は着用シーンや素材、デザインに明確な違いがあります。どの場面でどの装いをするのが正解なのか、意外と知らないブラックフォーマルと喪服の違いを本記事で紹介します。知っておいた方がいい着用時のマナーも解説するので、ぜひ参考にしてください。
INDEX

ブラックフォーマルと喪服は同じものと思われがちですが、厳密には異なる装いです。大きな違いは、着用シーンにあります。
そもそも礼服とは、冠婚葬祭全般で着用する正装のことです。その中で黒色のものがブラックフォーマルで、結婚式や卒業式などの慶事にも着用されます。一方、喪服はお通夜や葬儀、法事といった弔事専用の礼服です。

ビジネススーツは生地の光沢や黒色の深さが喪服と異なるため、葬儀や告別式での着用は避けるのが無難です。リクルートスーツなどの黒色は、喪服の漆黒と並ぶと色が薄くグレーのように見え、会場で浮いてしまう恐れがあります。
急な通夜の席で「取り急ぎ駆けつけた」という意味合いであれば許容される場合もありますが、親族として参列する場合や本葬ではマナー違反にならないよう、きちんとした喪服を用意しましょう。
| 項目 | ブラックフォーマル | 喪服 |
|---|---|---|
| 素材の 光沢や色 |
慶事用: 明るめの黒色でツヤや光沢がある 兼用タイプ: 深い黒色でマットな質感 |
漆黒でマットな質感 |
| シルエット | デザイン性が高く、すっきりした印象 | 体のラインを目立たせないゆとりあるデザイン |
| 装飾の有無 | 慶事用:有 兼用タイプ:控えめ |
無 |
ブラックフォーマルと喪服は、一見同じ黒い服に見えますが、素材感やデザインには明確な違いがあります。混同するとマナー違反になる恐れがあるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。ここでは、ブラックフォーマルと喪服の違いについてわかりやすく紹介します。
慶事専用のブラックフォーマルには、やや明るめの黒色や、サテン(光沢のある滑らかな生地)、シャンタン(横畝のある光沢生地)といった光沢のある生地が使われることもあります。ただし、慶弔兼用として使えるブラックフォーマルは、喪服と同様に深い黒色でマットな質感のものを選ぶことが重要。
一方、喪服に求められるのは、深みのある濃い黒色と光沢のない質感です。喪服は一般的にウールなどのマットな素材が用いられており、並べてみると色の濃さや質感の違いで見分けられます。
喪服は、正座や立ち座りの動作に配慮し、身体のラインを強調しないゆとりあるシンプルなデザインが主流です。一方、ブラックフォーマルはファッション性を重視し、シルエットがすっきりとしたものや、トレンドを取り入れたデザイン性の高いタイプも多くあります。
慶事用のブラックフォーマルは、結婚式などの華やかな場にも対応できるよう装飾が施されており、デザインのバリエーションも豊富です。兼用タイプのものは、比較的控えめな装飾であることがほとんどといえます。
一方、葬儀で着る喪服は、レースやフリルなどの華美な装飾を極力避け、慎み深さを表現するデザインが基本となります。
装飾の有無は、ブラックフォーマルと喪服の大きな違いとして分かりやすいポイントです。

ブラックフォーマルは慶弔兼用で着られるため、一着持っていると使い勝手がよく、着回しにも最適です。長く愛用できるシンプルで質の良いものを選んでおけば、いざという時に困らないでしょう。
アクセサリーやインナー、ジャケットを変えて華やかにアレンジすることで、喪服に見えることなく、結婚式などの慶事でも着用できます。
これから礼服を用意する場合は、幅広いシーンに対応できるブラックフォーマルがおすすめです。
慶事・弔事のどちらにも幅広く活用できる一着を用意したい場合は、オーダースーツを選ぶのもひとつの方法です。ここでは、喪服としてもおすすめできるenamuの生地をご紹介します。

生地表面の細かなシボが独特の風合いを持った素材。独特の凹凸が光を乱反射させることで色に深みが生まれ、高級感のある風合いを演出。シワになりにくく、美しいシルエットを保ちやすい機能性も兼ね備えています。気品あるフォーマルな装いに最適です。

綿糸とストレッチ糸を組み合わせたポンチ素材は、毛羽立ちのない滑らかな表面で洗練された印象に。上質な風合いが高級感を醸し出し、フォーマルな場にもよく映えます。適度なハリと柔らかな伸縮性を備えているため、体の動きに自然と馴染み、長時間でも快適に着用できます。

表面にワッフルのような凹凸を持たせた、表情豊かな綿素材。ドライな肌触りと適度な光沢で、ハリがありながらも軽やかな印象に。見た目も涼しげで快適なため、春夏の装いをすっきりと上品にまとめてくれます。

綿糸とポリエステル糸で編み上げた、凹凸の表面感が特徴の生地。薄手ながらもハリとドライな風合いがさらさらとした肌触りに。程よいストレッチ性と光沢で、フォーマルなどきれいめなシーンにぴったりの素材です。
| 格式 | 立場 | 服装 |
|---|---|---|
| 正礼装・ 正喪服 |
式典の主催者側、喪主 | ブラックフォーマル、ドレス、黒紋付の着物(弔事) |
| 準礼装・ 準喪服 |
式典の主賓や親族 | ブラックフォーマル、スーツ |
| 準喪服・ 略喪服 |
一般ゲスト | ダークスーツ |
ブラックフォーマルと喪服は異なる礼服ですが、どちらもフォーマルな場で着用するものです。そのため、マナーを守った着用が求められます。
スカート丈は膝下からふくらはぎ丈を選び、肌の露出を控えるのが基本です。必ずストッキングも着用しましょう。足元はヒールの高さが3~5センチ程度のパンプスを合わせ、黒無地の光沢感のないものが好ましいです。
メイクは派手な色味を避けて上品に仕上げ、髪型もすっきりまとめましょう。
自身の立場やシーンに応じて、ふさわしい格式の服装を選ぶことも重要なマナーのため、いざというときのためにしっかり押さえましょう。

▾point▾
ブラックフォーマルを喪服として着用する際は、華やかさを抑え、葬儀の場にふさわしい装いに整えることが大切です。マナー違反にならないよう、ここでは押さえておくべき4つの重要なポイントをご紹介します。
喪服として着用する際は、肌の露出をできるだけ避けることが基本のマナーです。胸元が開いたデザインの場合は、首元までボタンのあるジャケットを羽織ることでカバーできます。
また、季節を問わず長袖、または肘が隠れる5分~7分丈の袖があるものを着用し、慎み深い装いを心がけましょう。
ブラックフォーマルを着用する際、ストッキングを履くのが必須のマナーです。慶事では肌色が相応しいとされますが、弔事においては黒色の無地を選びましょう。
寒い時期でも厚手のタイツはカジュアルに見えるため、避けるのが無難ですが、寒冷地での開催や妊婦、高齢者の方の場合は、体調を優先して選んでも問題ないです。基本的には、30デニール以下の肌がうっすら透ける薄手のタイプを履きましょう。
| アイテム | 基本マナー | NG例 |
|---|---|---|
| 靴 | ・黒無地 ・光沢のないパンプス |
・光沢のある素材や装飾 ・毛皮や革など殺生をイメージさせる素材 |
| バッグ | ・黒無地 ・布製のハンドバッグ |
・ショルダーバッグ ・派手な装飾や光沢のある素材 ・毛皮や革など殺生をイメージさせる素材 |
| アクセサリー | ・結婚指輪 ・1連のネックレス ・1粒のピアス(イヤリング) |
・結婚指輪以外の指輪 ・2連以上のネックレス ・揺れるピアス(イヤリング |
弔事でのアクセサリーは、結婚指輪や一連の真珠のネックレス、一粒イヤリングなど、最低限の身だしなみにとどめましょう。靴やバッグは、金具などの装飾や光沢のない黒色の布製を選ぶのが基本です。
革やファーなど、動物を連想させる素材はマナー違反となるため、小物選びには十分注意しましょう。
故人を偲ぶ場では、清潔感があり落ち着いた印象を与えることが大切です。アイメイクや口紅などの色味は控えめにし、ナチュラルメイクを心がけましょう。長い髪は黒いゴムやピンですっきりとまとめ、派手な髪色はスプレーなどで一時的に抑えるのが望ましいです。
ネイルは落とすのが無難ですが、難しい場合は黒いレースの手袋で隠して参列しましょう。
▼よくある質問▼
ここでは、ブラックフォーマルと喪服の違いに関連するよくある質問に回答しています。
女性のパンツスタイルはマナー違反?
マナー違反ではないですが、パンツスタイルはスカートよりも格式が低い「略喪服」にあたるため、着用シーンに注意が必要です。
厳格なマナーを重んじる地域や年配の方がいる場合、正装であるスカートの方が好まれる傾向にあります。一般参列者として通夜に参列する場合や、足腰が悪いなどの事情がある場合はパンツスタイルでも問題ありません。
喪主や親族の立場であれば、スカートを選ぶほうが安心です。
ブラックフォーマルを入学式や卒業式に着てもいい?
慶弔兼用のブラックフォーマルであれば、入学式や卒業式などの慶事にも問題なく着用できます。
入学式や卒業式といった前向きなイベントでは、全身が真っ黒のままだとお悔やみの席に見えてしまうため、小物でのアレンジが必須です。
明るい色のコサージュやパールのネックレスを合わせたり、ジャケットをベージュやグレーに変えたりして、お祝いの場にふさわしい華やかさをプラスしましょう。
ブラックフォーマルと喪服どちらを買うべき?
喪服としての「深い黒」の基準を満たしつつ、デザイン性のあるブラックフォーマルがおすすめです。
質の良いブラックフォーマルは、喪服特有の漆黒でありながらシルエットが美しく、慶事にも着回せます。弔事専用の喪服は安心感がありますが、汎用性を重視するなら兼用タイプを選んでおくと、いざという時に幅広く対応できて便利でしょう。
ブラックフォーマルと喪服は混同されがちですが、着用シーンや求められるマナーには明確な違いがあります。とくに弔事では、素材の光沢や黒色の深さ、肌の露出などに配慮し、故人や遺族への敬意を表す装いが求められます。
いざという時に慌てないためにも、一着で慶弔どちらにも対応できる、質の高いブラックフォーマルを用意しておくと安心です。マナーを押さえた装いで、大人としてのたしなみを整えましょう。
enamuでは、上質な素材と美しいシルエットにこだわったオーダースーツをご提案しています。慶事から弔事まで幅広く対応できる深い黒の生地や、体型に合わせた最適なデザインを幅広く取り揃えています。喪服としても着用できる上質なブラックフォーマルを一着ご用意する際には、ぜひenamuのオーダースーツをご検討ください。
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